ペタンクとはどんなスポーツ?ルールやプレイできる場所も解説

ペタンクとはどんなスポーツ?ルールやプレイできる場所も解説

皆さんはペタンクというスポーツをご存知ですか?誰でも簡単に遊べる、いわゆる「ニュースポーツ」の一種なのです。最近ではスポーツベットが楽しめるサイト(リンクを開く)も多く、様々なスポーツへの注目が高まっています。

そこで今回は、気になるスポーツ「ペタンク」のルールなどを紹介します。

ペタンクとは

ペタンクとはフランス発祥の球技で、スポーツの性質としてはカーリングなどに近いです。公式にはステンレス鋼や鋼鉄で出来た球を用いて行う屋外競技なのですが、もっと入手しやすいプラスチックの球などを用いて、体育館などの地面が平らな屋内で遊ぶこともできます。身体接触もなく、大人から子供まで混ざって遊ぶことができる、誰でも楽しめるスポーツです。

ペタンクを一緒に楽しもう- 座間市ペタンク協会

ペタンクのルール

ここからはペタンクのルールやゲームの流れについて紹介します。

最初にビュットを投げる

ペタンクは2つのチームに分かれて戦うスポーツですが、チームの人数は主に一人から三人とされています。競技は個人プレーで進んでいくので、チームの人数についてはその時々の都合によってアレンジしても大丈夫ですよ。

先攻後攻を決めた後は、最初に先攻が35cmから50cmのサークル(円)を描き(屋内で行う場合などはヒモなどがあればいいですね)、その中に立って球を投げます。最初に投げる球は「ビュット」と呼ばれ、公式には直径30mmほどの木製、及び合成樹脂の球とされていますよ。ビュットを投げる際には、サークルから6mから10mの距離に収めなければなりません。

ビュットに近づくようにブールを投げる

ビュットが6mから10mの距離に収まらなかった場合は投げ直し、3回投げても収められなければ先攻と後攻が入れ替わります。このビュットは目標物の役割を果たし、いかにビュットに近い位置に球を投げられるかを競うのがこのペタンクなのです。

ビュットを6mから10mの距離に収めることに成功した場合、そのチームがそのまま一投目の球を投げます。この時に投げる球は「ブール」と呼ばれ、公式には直径7.05~8cm、重さ650~800g、材質はステンレス鋼や鋼鉄などの金属製とされています。

ビュットに遠い方のチームがブールを投げる

一投目のブールが投げられた後、次にもう一方のチームがブールを投げます。両方のチームが一投目のブールを投げてからは、ビュットに一番近いそれぞれのチームのブールの距離を比べ、遠い方がブールを投げます。この条件が変わらない限りは、一方のチームが連続してブールを投げ続けることになりますよ。

1チームのブールの合計数は公式ルールによって2~3球と定められていますが、この点もアレンジは可能です。

勝敗の決め方は?

一方のチームが全てのブールを投げ終わった場合、もう一方のチームは残ったブールを全て投げます。両方のチームがブールを全て投げ終えると、得点の計算に移ります。

得点はビュットに一番近いブールを投げたチームに入りますよ。相手チームのビュットに一番近いブールとビュットとの間にある自チームのブールの数がそのまま得点になります。公式ルールでは先攻後攻決めから得点計算までを「メーヌ」という一つのセットとして、どちらかのチームが13点を取るまでこのメーヌを繰り返し勝敗を決定します。

ブールの投げ方は?

ブールの投げ方はアンダースローです。球の握りは親指含む5本の指全てが同じ方向になるように握るのが公式の握り方のようです。アンダースローであれば球を浮かしてもOKですし、転がしてもOK。ゲームの途中で既にあるブールやビュットを狙って投げて、当てて動かすことも可能なので、転がして当てるというのも必要な技術になりますよ。

また、ブールを投げる際は両足を揃えて、サークルから出ないように投げます。サークルが狭いので助走をつけることなく、片足を上げて投げたりするのもなしです

その他の細かなルールなど

複数人で行う公式ルールでも、チーム内でブールを投げる順番などは自由。同じ人が連続して投げてもOKです。ブールをビュットにぶつけて動かすことは可能なものの、ビュットの位置がサークルから10m以上離れてしまうような投球は無効です。

ブールとして使うボールは、金属製の物を用意できないにしても、あまりにも転がりすぎてしまう物は適切ではないでしょうね。また、競技の特性上、メジャーなどの計測器具も用意しておいた方がいいです。

最後に

今回はペタンクというスポーツのルールなどを紹介しました。サッカーやバレーボールのように誰でも遊べるスポーツのペタンク。皆さんもぜひ一度遊んでみてくださいね。