元フェイシング選手であり、トランスジェンダーを公表している杉山文野さん。
最近第2子も誕生し、とても幸せそうな姿を目にしました。
杉山文野さんはどんな方なのか調べていると、何やら実家がかなりすごいらしいです!
出身は歌舞伎町、一体どんなご実家なのか気になりますね。
また、トランスジェンダーの代表としていろいろ活動されている文野さんの生い立ちや兄弟についてお伝えしていきますね。
杉山文野の実家はすごかった!
杉山文野さんの実家は、歌舞伎町の老舗とんかつ店『すずや』を経営されています。
すずやの創業は1954年。
お店は、間も無く創業70年を迎え歌舞伎町一番街アーチの真横に位置しています。
この建物のオーナーである3代目の代表取締役の杉山元茂氏の経営するとんかつ屋さんの次女として誕生されました。
東京の繁華街の一頭地に自社ビルを持っているなんて・・・・・・すごい!
また文野さんは、歌舞伎町を創った喜兵衛氏のひ孫さんに当たります。
杉山文野、出身は歌舞伎町!
杉山文野さん、出身は東京都新宿区の歌舞伎町です。
歌舞伎町といったら思い浮かべるのは『夜の街』・飲食店が集まっている日本きっての華やかな街ですね。
ゲイバーがあったり、外国人にも人気の観光地であったりととても刺激的な街で生まれ育った文野さん。
インタビューでも、出身地の歌舞伎町について語っていました。
自分も社会の中では違う目で見られる存在だが、歌舞伎町には色々な人がいるので、そういう意味では新宿は居心地がいい街です。
出典:READYFOR 活動報告インタビュー
歌舞伎町に生まれ育ったからこそ、今のキラキラした文野さんがあるのではないでしょうか。
文野さんは、生まれ育った歌舞伎町を拠点とし、街の清掃に取り組む<グリーンバード歌舞伎町チーム>代表を務めています。
杉山文野の生い立ち
- 日本女子大学附属幼稚園入園
幼稚園の入園式で親にはかされたスカートが嫌で泣いた。
この頃から既に、女の子を見ると「かわいいな、好きだな」という感情が芽生えていた。
- 附属の小・中・高校へ進学(小学校からは女子校)
思春期になり、気持ちの上では男性としての自我が強くなっていく。
18歳を目前に、トランスジェンダーであることをカミングアウト。
カミングアウトをするきっかけは、失恋でした。失恋したのち気持ちのコントロールができなくなっていたためでした。
- 早稲田大学教育学部に入学し卒業
2004年、同大学院教育学研究科入学。同年に女子フェンシング日本代表となった。
大学でジェンダー論を学びこの頃、性同一性障害と診断を受けた。
自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を出版卒業後、2年間のバックパッカー生活で世界約50か国+南極を巡っている。
- 27歳のときに乳房切除手術
2015年より始まった同性パートナーシップ制度にて、同性カップルとして証明書を発行を受ける。
思春期を女子校で過ごしたことは、気持ち的にかなり辛かったようですね。
杉山文野の兄弟
杉山文野さんは、兄弟については公表されていませんが
お姉さんが1人いらっしゃると思われます。
インタビューで、家族写真が掲載されていました。またTwitterでは、ご自身のとんかつ屋さんをお姉さんが手伝っている投稿をされていましたよ。
毎度ありー。実家はねーちゃんがやってくれてるのだよー。RT @aykajsw: @fumino810 あ、そーなんだっ!てっきり、ご実家で働いているのかと。紅○の杏仁豆腐好き☆
— 杉山文野 (@fumino810) August 9, 2011
文野さんは今は明るく振る舞っていますが、ここに至るまで相当な苦労がありましたね。
しかし、歌舞伎町という街が文野さんに寄り添っている印象を受けました。
日本のトランスジェンダーの代表として、これからもインフルエンサーとして活躍を応援します。